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COP26

10月に入っても暑い日が続き、今年の紅葉はどうなるのかと思いましたが、11月4日に日本気象協会から発表された「紅葉見ごろ予想」によれば、全国的に平年並のところが多いとのことです。

地域差はあるようですが、一般的には最低気温が8度前後を下回ってしばらくすると色づき始めるらしく、夏の気温はそれほど影響しないそうです。また、日中は暖かさと日差しがあり、夜に冷え込む寒暖差の大きな日が増えるほど、鮮やかな紅葉になるそうです。

さて、先月31日から約2週間にわたり、イギリスのグラスゴーで第26回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)が開催されています。2015年に開催されたCOP21において、2020年以降の温室効果ガス排出削減のための新たな国際枠組みとしてパリ協定が採択され、世界の平均気温上昇を産業革命前と比べて1.5℃に抑えるよう努力を追求するという世界共通の目標に合意しました。1992年ブラジルのリオで開催された地球サミットから30年、今回のCOP26でパリ協定の実施に必要なルールへの合意ができるか否かがポイントと言えます。

政治の世界ですから、各国が2050年、2070年に向けて大きなアドバルーンを揚げて温暖化問題のイニシアティブをとることも重要でしょうが、千里の道も一歩から、各国首脳が自国民に響く身近な目標と行動様式を掲げることも大事ですね。将来の世代にも美しい紅葉を残したいものです。





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