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技術継承

日本が誇る有人潜水調査船「しんかい6500」が近い将来寿命を迎えると言われています。後継機の開発計画も白紙に戻り、このままでは深海に到達できる有人船が日本から消えてしまいます。しんかい6500が完成したのは35年前、既に耐圧殻と呼ばれる球体を製造する設備も失われ、製造に携わった技術者も引退されています。これから後継機を製造するとなると、人も設備もすべて一からのスタートとなってしまうそうです。

深海域には、巨大地震の発生に関わる現象解明、レアメタルなど希少鉱物等の資源開発など、私たちの暮らしや人類の未来を安全で豊かにできる様々な可能性があります。もちろん、今の時代ですから無人機で何でもできるという意見もあるようですが、海洋国家であり技術大国でもある日本が、有人探査によって超深海の謎を解明し、世界中に届ける意義は大きいのではないでしょうか。

宇宙開発が脚光を浴びる中、深海にも注目が集まり、日本の技術で新たな夢が実現して欲しいですね。




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