街なかの木々も少しずつ色づいてきました。6月の猛暑や戻り梅雨にも耐えて、今年も紅葉の季節となりました。
さて、10月27日から二週間は「読書週間」です。1947年にスタートし、76回の歴史があるそうです。秋の夜長と言えば読書や音楽が定番ですが、最近は活字離れで紙の出版物の売上額はピーク時の3分の2以下に減少しているそうです。出版物全体では横ばいなので、電子書籍が3分の1を占めているのですね。紙の本を買う人もネット通販を利用する人が増え、閉店する書店も多いようです。世の中が便利になって、書店に行かなくても本が買える、読みたいと思えばいつでも電子書籍ですぐ読める時代になったのですね。
休日に書店に行って店内を歩き回る、表紙やタイトルを見てストーリを想像しながら購入する本を決めていくのはとても楽しく充実した時間でした。本、そして書店にはそんな心を豊かにする魅力がりますね。効率性は大事ですが、いろんな思いを巡らせながら選んだ本から新たな発見があるということも忘れずにいたいと思います。
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