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宇宙をつなぐ

世界の宇宙ビジネス市場規模は20年後には100兆円規模に達すると予測されており、海外ではこの巨大市場を開拓すべく、有名経営者が次々と参入へ名乗りを上げています。

宇宙ビジネスとは、人工衛星の打ち上げや運用及びデータ活用など、宇宙において商業目的で行われる事業のことを指すそうです。その対象は、民需による営利を目的とした衛星放送や通信、衛星データ活用などのサービスを行う企業のみならず、官需が支える軍用等も含めたロケットや人工衛星の機材、設備の製造などインフラにかかわる宇宙産業など、宇宙空間に関するビジネス全般にわたるようです。

打ち上げ用ロケットや人工衛星の開発といったハードの世界から、衛星データの利活用による様々なサービス提供まで、非常に裾野の広いビジネスです。ロケット開発のような最先端技術、その技術を活用して如何に人工衛星を安く早く打ち上げるかという事業化技術、そして最も重要な衛星データをどんな分野でどう活用するかというソフト技術がうまく融合する必要があります。日本でも、それぞれの技術を有する企業等をつなぐ、仲介するビジネスが注目を集めています。

地上だけでなく宇宙においても、多様な主体がつながることで、新たな価値が生まれていく、そんな時代になっているのですね。



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