レジリエンス

先月のブログで紹介しました民間企業の月着陸船「レジリエンス」が6月６日未明に月面着陸に挑みましたが、着陸直前で通信が途絶え、月面に落下して衝突したようです。一昨年に続いて2度目の月面着陸失敗という結果となりましたが、将来の月面輸送サービス確保に向けて、JAXAとの連携はじめ、産学官、日本の総力を挙げて課題をクリアしていって欲しいと思います。

同じ日、インフラの分野においては、国土強靱化基本法に基づく「第１次国土強靱化実施中期計画」が閣議決定されました。気候変動に伴い激しさを増す豪雨災害や発生が切迫してきている大規模地震から私たちの命や暮らしを守るため、防災・減災、国土強靱化の取り組みを切れ目なく推進するための計画です。こちらも産学官、総力を挙げて、困難をしなやかに乗り越え回復する力「レジリエンス」の強化がポイントです。

これからの時代、誰かがやるということではなく、全員参加の総力戦で前に進んで行くことが大事ですね。