季節外れの暖かさから一転し、日曜日は一気に冷え込み、前日と比べて気温が7度前後下がった地点が多くみられました。これは、前線が通過して冬型の気圧配置となり、全国的に今季一番の寒気が流れ込んだためで、北海道では山沿いだけでなく平野部でも初雪が観測されたところがあったようです。
気象庁が11日に発表した「エルニーニョ監視速報」によれば、今年は秋から冬にかけてラニーニャ現象が発生する可能性が高まっているそうです。ラニーニャ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より低くなり、その状態が 1 年程度続く現象で、日本を含め世界中の異常な天候の要因となり得ると考えられています。
気象庁の統計データによれば、ラニーニャ現象発生時の冬の天候は、北日本太平洋側で日照時間が多い傾向がみられる以外は顕著な特徴はみられないようですが、厳しい寒波の来襲、豪雪による被害がないことを願いたいですね。

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